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今回のサクセスモードは「ドラフ島編」。
プレイヤーは球八高校(出身を高卒にした場合。大卒なら球八大学、社会人なら球八物産となる。ただし、登場人物の台詞は主人公が高卒であることを前提とした話になっている。なお、球八高校は次回作実況パワフルプロ野球9の舞台の一つ)の選手として、12球団が協力して選手をスカウトする架空の島を舞台にジムを回って仲間を集めて練習をしたり、街で試合をしたりして、スカウトの注目を集めて、入団テストに合格することが目標。
従来のサクセスモードとは大きく異なるシステムであり、早ければ40分程度(能力の高さを問わなければジムの配置次第で20~30分)で選手が作成できる、強烈なバッドイベントである交通事故や爆弾制度が撤廃されているという長所があるものの、マップ上における街やジムなどの配置が完全ランダム(病院、セントラルタワーは固定)であったり、仲間になる選手の登場も確実でないなど運によるところも大きい。
初期能力の決定方法が大幅に変更され、18種類の固定パターンから選ばれる方法となり、『8』では社会人の選手に限り初期能力の高いいわゆる「天才型」が出やすいという特徴(8%程度)があったが、『8決定版』では修正されている。
また、経験点に関して投手と野手に分かれていた技術ポイントが統合され、筋力・敏捷・技術・変化球・精神の5種類になった。
なお、シナリオ面では、これまでの作品は実在の野球世界に近いという設定だが、本作は架空の設定が多く(特に、アンドロイドが登場したのはパワプロシリーズ初である)、従来のパワプロ作品に比べるとパワプロクンポケットシリーズに近い設定である(シナリオと直接関連のあるパワプロ5を除く。なお、パワプロ5のシナリオ自体はほぼ普通の野球のストーリーである)。
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