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パワプロ6の概要


このページはパワプロ6について解説してます。

1999年の3月25日に発売。
ハードはニンテンドー64。
本作では、以降のシリーズでも採用され定番化した「ホームラン競争」が新たに搭載されている。
64版3作目にして集大成となった最後のナンバーシリーズとなる本作。


当時の野球界

1998年は前年からの勢いをさらに加速させたベイスターズがセ・リーグを制している。
当時のベイスターズは、一度打つと止まらない強烈な打撃陣を称したマシンガン打線に加え、防御率0.64と抜群の安定感を誇った佐々木主浩というストッパーの存在が一際目立っていた。

さらにその勢いは日本シリーズでも止まらず、パ・リーグを制した西武ライオンズを破って日本一に輝いている。
現在では最下位常連というイメージが強いが、90年代後半はまさに黄金時代であった。
MVPには大魔神の名で一斉を風靡していた佐々木主浩と、もともと快足の印象が強かったが打撃面での飛躍が目立った松井稼頭央が輝いている。

またセ・リーグではルーキーの活躍がめざましく、特に川上憲伸・高橋由伸・坪井智哉・小林幹英による新人王争いが注目された。
結果的に川上憲伸が新人王を受賞している。

前作との変更点

64版3作目にして集大成となった最後のナンバーシリーズとなる本作。
サクセスは特徴ある6大学が舞台で、そのおかげもあり個性のある選手、高性能選手もでき、選手作成に幅がある。

ただ、練習による経験点が従来より少なく、キャプテンにならなければ試合後の経験点が少ないことや、あかつきの入れ替え試験1軍維持、9人野球のするめの全試合操作など、上級者レベルの実力がなければ良い選手は作れない。

6つの大学から選んで選手を育成できるサクセスモードが特徴で支持する人が数多い名作である。
パワプロの伝統として1週間を1単位とする「3年制」を導入しているため2年生の4月から始まる。

保険料を毎月払うことで保険に入ることができ、怪我や病気の時に毎週お金がもらえたり、複雑骨折やアキレス腱断裂など著しい怪我の場合でも失った能力を元に戻すことができる。
ただし以後の保険料が倍になるため、捻挫や打撲で使うことは避けるべきである。