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SFCからN64への移行に伴い、これまでは「十字キーで引っ張るようにしてカーソルをミート・投球ポイントに持っていく」形式だったのが、「3Dスティックを倒した方向・角度に対応した位置へカーソルが瞬時に移動する」形式に変更された。
これにより瞬時に投球コースを変えたり、瞬時にミートカーソルを合わせたりといった高度なプレイが可能になった反面、コントローラーの操作(特に3Dスティックを「少しだけ倒す」という操作)に慣れていないプレイヤーは、極端なコースしか投げられない・打てないという悲惨なことになりかねなかった。
そのため従来通りの十字キー操作形式も残されている。
またミートカーソルも長方形から楕円形に変更された。
搭載データは1997年シーズン開幕前のものであり、中日と近鉄の本拠地がいずれもこの年に開場したナゴヤドームと大阪ドームに移行している。なお旧本拠地のナゴヤ球場と藤井寺球場も選択可能である。
ゲームモードでは前作「3」で初登場した「サクセスモード」の強化が図られ、投手育成の追加や登録人数の増加などの措置が取られた。その一方で「シナリオモード」は姿を消すことになった(ただし、次回作「5」で復活することになる)。
また、従来までは縦方向へ変化するスライダーをそのまま「スライダー」とだけ表現していたが、この作品より縦=verticalという英単語から『Vスライダー』と表現するようになった。
サクセスで前作「3」と同様に監督評価が上がり過ぎると一軍昇格で終了するため、長く育成して強くするには「評価を上げ過ぎない」という戦略がまだ必要だった。
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