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パワプロ2000開幕版の概要


このページはパワプロ2000開幕版について解説してます。

2000年の7月19日に発売。
ハードはプレイステーション。
ちなみにN64で出た「実況パワフルプロ野球2000」は全くの別物である。


当時の野球界

今作より開幕後の発売となったが、搭載データは前年度を反映したものであるため、ここでは1999年のデータをもとに記していく。

1999年の野球界の目玉は横浜高校で甲子園春夏連覇を果たし、西武ライオンズにドラフト1位指名を受けた松坂大輔である。
後に松坂世代と呼ばれ、同年代選手から大物選手を多く排出したが、その走りである松坂は高卒ルーキーにしてシーズン16勝を挙げて最多勝に輝き、早くも球界を代表する投手となった。
また同年、松坂に並ぶ目玉として巨人に入団した上原の活躍は松坂を上回るものであった。
近年では稀な20勝を上げて最多勝を挙げただけでなく、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率を同時に獲得し、4冠に輝く。
松坂と上原の活躍は野球界に留まらず、世間一般にも広く受け入れられ、松坂の「リベンジ」、上原の「雑草魂」は共に流行度対象を受賞している。

同シーズンを制したのはドラゴンズとダイエーで、日本シリーズはダイエーがドラゴンズを抑え日本一となった。
MVPには19勝を挙げた野口茂樹と、36歳ながら衰えを見せずに2冠に輝いた工藤公康が選ばれている。

前作との変更点

今回も前作好評だったのか、実際の記録(1999年度全てと、2000年5月まで)を閲覧できるモードが存在する。
サクセスは12球団のうち好きな球団を選んで2軍からプレイするのだが、基本的に実力で1軍に上がるモードと人気で上がるモードの2つがある。
99よりはいい選手が作れたような気がします。プロは基本的に生活全てが野球だからと思います。
また今回はやたら打ちやすいような感覚がありました。ホームランが出やすい。
ずっとPSの私にとっては初めてペナントで2軍との入れ替えができる作品になった。やっぱそうじゃないとリアリティーがないですからね。